せどりで1番面倒な作業といえば検品作業です。
新品は必要ありませんが、中古品の場合、CDやDVD/Blu-rayは、欠品はないか、ディスクにキズはないかのチェックは必須です。
本記事では私が中古のCD、DVD/Blu-rayの再生チェックをどのように行っているのか書いていきます。
再生チェックの必要性
私が目にするせどり関連の情報発信をしている大半が、DVD等の再生はブックオフ等の店舗がしているから必要ないというような発信をしています。
店内にある膨大な品数を見て、普通に考えればわかる事だと思いますが、買取したCD、DVD/Blu-rayを1つ1つ店員さんが再生チェックできるわけがありません。
だいたいの店舗は、付属品のチェック、ディスク盤面に傷があるか目視で確認して、キズが目立つようだったら10%割引というのがほとんどです。
サービス品(110円~510円)は、目視の確認も基本、行っていません。
そのため、中には盤面に深いキズがあって再生不良が起きるようなディスクも紛れている事が多々あります。
仕入れた物を全部、再生チェックする必要はありませんが、盤面の傷が目立つようなものは早送りでもいいのでチェックしましょう。
再生チェックする機器
私が主に再生チェックとして利用している機器は、ゲーム機のプレイステーション3(PS3)、プレイステーション4(PS4)、再生専用のDVD/Blu-rayプレイヤーです。
ゲーム機は再生確認するために買ったわけではありません 笑
作業机の横の手の届くところに、テレビとゲーム機は置いてあります。
ゲーム機で再生不良がおきたら、専用の再生機器で再度チェックを行います。
CDの再生機器
CDはプレイステーション3(PS3)でチェックしています。
PS4はCDの再生には対応していないため、PS3を利用してます。
DVD/Blu-rayの再生機器
DVD/Blu-rayはPS4で再生チェックを行っています。
DVD/Blu-rayは傷が多めの場合、1.5倍か10倍速、特に問題なさそうな傷の場合、30倍速でさっとチェックします。
映像が途中で止まってしまった場合、ゲーム機ではなく再生専用のプレーヤーで再度、該当箇所を確認します。ゲーム機で再生不良が起きても、再生専用のプレーヤでは問題ない場合があるためです。
ディスクのクリーニング
中古の場合、ディスクの盤面が指紋やホコリで汚れている事があります。
汚れが原因で、再生に支障をきたす事もあるため、汚れがあるディスクはきれいにふき取りましょう。
私が何年も利用しているディスククリーナーがこちらです。
スプレーを「シュッ」とディスクに吹きかけて、付属のパッドで拭きます。
汚れや指紋はすぐ取れて、ぴかぴかになるのでおすすめです。
パッドがディスクを拭くのにちょうどいいサイズなんですね。
このパッドはずっと使えるので、これだけでも十分価値がありますよ!
再生不良が起きた場合
再生不良が起きてしまった場合、買った店舗へ返品して返金してもらうか、自ら研磨作業をして再生できるようにするか選択します。
研磨とは、ディスク盤面についた傷を研磨して、再生不良が起きた原因の傷を再生可能な状態に修復する作業の事です。
研磨してほぼ完璧に傷が消える時もありますが、深い傷だと研磨しても修復できない事も多いです。
そのため、再生不良のディスクは素直に返品して返金してもらうのが一番でしょう。
余程レアなものや仕入れ額が低い場合は、再生不良が起きる箇所を記載してジャンクとして出品しても問題ありません。
相場より価格は落ちますが売れます。(ディスクの価値にもよります)
研磨機の紹介
研磨に挑戦したい方は、せどりといえばこれ!という研磨機を紹介します。
SIMO-R1という研磨機ですが、残念ながら現在は販売されていません。
ヤフオクやメルカリで中古で出品されているので、気になる方はチェックしてみてはいかかでしょうか?
だいたい10,000円~15,000円が相場ですね。
私もいまだに現役でこの研磨機を使用してます。
最後に
せどりの情報発信しいる方をみると、売上がどうだとか過去のデータがどうだとかの話題が多くなりがちで、肝心の購入してくれたお客さんの事を忘れている方が多いなと思っています。
特にディスク系のせどりをしている方は、対象となる映画やドラマが好きでせどりをしている訳ではなく、ただ儲かるからやってるだけみたいな方が多い印象です。
売り上げやら大量の仕入れ自慢とか自分のすごさをアピールしたいような人がSNS上では多くなりがちです。
もちろん、私もせどりは稼ぐためにやっていますが、同時に買ってくれる人が満足してくれるような品質にするよう常に心掛けて日々せどりに取り組んでいます。
検品も神経質にやる必要はありませんが、仕入れたら、付属品あるかだけ確認して、そのまま出品みたいな適当な感じでやってほしくはありません。
画面の向こうにはお客さんがいるという事を常に意識しましょう。
それでは。